こんにちは。けーままです。
今回は、フレデリック好きな夫のすすめで、愛知県刈谷市にある「刈谷市美術館」で期間限定(2025.4.19~2025.6.15)で開催されているレオレオーニと仲間たち展へ、3歳の娘と0歳の息子を連れて行ってきました。
私自身は、レオレオニといえば小学生の頃の教科書に載っていたスイミーくらいしか知らなかったのですが、本展の豊富な作品や絵本の紹介を通してレオレオニの魅力に引き込まれ、気づいたら絵本コーナーで夢中になって何冊も絵本を読んでいました。
会場には子連れで楽しめる工夫もたくさんあって、楽しく過ごせました。
本記事では、現地で感じた子連れ目線の体験レビューを豊富な写真と一緒にお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
- 子連れ目線の本展レビュー
- 本展で気になった絵本紹介
- 会場限定グッズや購入したグッズ紹介
我が家の子連れレビュー
本展の様子

本展入り口。
レオレオニの絵本に登場するねずみさんたちがお出迎えしてくれました。

自動ドアを抜けると、すぐ右手には会場の特大ポスター。フレデリックとパシャリ。

受付を済ませて、本展へ。

前面の壁にはスイミーの名場面のイラストパネル。小学校低学年の時に国語で学習した懐かしい記憶が甦ってきました。
レオレオニの絵本の仲間たち探し
会場のいろんなところに、レオレオニの絵本に登場する仲間たちのイラストパネルがあります。撮影スポットとしても使えますし、子どもと一緒に探しながら見学できて楽しかったです。

照れているフレデリックを見つけてパシャリ。

息子は、はしごの上のねずみさんと。

こんなところにも。
とにかくいろんな場所にキャラクターたちがいるので、ぜひ探してみてください。
フリーワークショップ~スイミーの仲間たちを作ろう~

館内1F奥がフリーワークショップのスペースになっていて、親子で楽しく工作できました。


両サイドの壁いっぱいにたくさんの作品が飾ってあります。自由な発想で好きなように作れるので、3歳娘も楽しく集中して取り組んでいました。

作り方がわかりやすく掲示してあります。
短時間で手軽にチャレンジできますよ。

ハサミやセロハンテープもばっちり用意してくれているので、手ぶらでOK。
早速、作っていきましょう!

まずは、箱の中から自分の好きな紙を選びます。

次は、好きな形に切ったりちぎったり。

切るのは好きなのですが、イメージした形に切るのはまだ難しい娘。切るのは親がサポートして、娘には各パーツを貼ってもらいました。

そして、娘featママ作・タコさん完成!

我が家の作品もスイミーの仲間入り。
充実した時間になりました。

ワークショップスペースの一角に、展覧会限定ガチャがあったのでチャレンジしてみました。

全12種、1回500円。
我が家は、3回チャレンジしました。

木の優しい風合いのキーホルダーです。
フレデリック、ほしかったので嬉しい。
絵本コーナー

2Fの本展の一角に、レオレオニの絵本コーナーがあります。
娘にどの本が読みたい?と聞いて、好きな絵本を持ってきてもらって読み聞かせをしました。短めのお話が多くイラストも印象的なので、飽きずにいろんな本を読むことができました。
娘が最初に選んで持ってきたのがこの絵本。
じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし

「じぶんだけのいろ」という絵本です。
どんな色にもなれるカメレオンですが、自分の本当の色って何だろう?というカメレオンの葛藤が描かれています。シンプルな構成ですが、協調しながら生きていく中で本当の自分を見つけることについて考えさせられる深い物語だと感じました。
身近な自然をテーマにさまざま色が出てくるので、
「これは何色?」
「これは何だっけ?」
など、クイズ形式で楽しく読み進められました。

こちらは、絵本の製作で使われた型紙の展示です。
本展第5章「レオの絵本」
本展の第5章では、30年以上に及ぶレオレオニの絵本作りの軌跡が実物の絵本と共に紹介されています。レオレオニが生涯考え続けたことが織り込まれた絵本は、どれも魅力的なものでした。
中でも印象的だったのがこの2冊。
フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし


レオレオニの絵本で、初めてねずみが登場した絵本。レオレオニの絵本には、さまざま動物が登場しますが、ねずみには格別の思い入れがあったようです。主人公たちはまるで自分の分身のように描かれているのも特徴です。
あらすじ
冬に備えて、食べものを集める仲間たち。
一方で、フレデリックは色や光や言葉を集めていました。
冬になり食べ物が少なくなってきたときに、フレデリックが集めたものが仲間たちの心を動かします。
感想
生きるために必要なものだけではなく、人生を豊かにするものの大切さに改めて気づかされました。それは特別なものではなく、日常の中にありふれているもので自分の気持ち次第なのだと感じました。
ペツェッティーノ じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし

あらすじ
主人公のペツェッティーノは、オレンジ色の小さなかけら。自分はだれかの部分品なのではないかと思い、旅の中で出会った他者にそれを問いかけ確かめようとします。
「もしもし、ぼくはきみのぶぶんひんじゃないでしょうか?」
そしてある時、転んでバラバラになった自分を見て気づいたこととは。
感想
自分と他者を比較して自分がちっぽけな存在だと感じた経験がある方、少なくないのではないでしょうか。私は思春期にそんなことを強く感じていたのを思い出しました。
この絵本を読んで、自分は自分しか持てない体や経験でできていること、自分という存在を尊重することの大切さを実感しました。実はあたり前で気づきにくいことの中に大切なヒントが隠れているのだと気づかされました。
また、この絵本のイラストはモザイク技法を用いて描かれており、大人も子どもも想像を膨らませながら読み進めることができる絵本です。
グッズ紹介
展覧会場限定グッズ

多数あったので、一部を紹介します。
クリアカード・アクリルマグネット

ミニトート・トート

豆巾着・ミニキャンバス


吸水コースター

ダイカットBIGマグネット

ブックマーカー

アクリルチャーム

石マグネット・アクリルブロック・ジェラルディン

マット付き額絵

Tシャツ

クリアファイル

ポストカード

我が家の購入グッズ

どれも魅力的なグッズばかりで、我が家ではショーケースに入れて飾っています。
基本情報
所在地・アクセス・駐車場・営業時間・HP
所在地 | 〒448-0852 刈谷市住吉町4丁目5番地 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 【休館日】 月曜日、祝日の翌日、年末年始、展示替え日、館内整備日など |
アクセス | 【車】 知立バイパス「野田IC」より約5Km 【電車】 JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷」駅南口より徒歩約10分 |
駐車場 | 乗用車80台(無料) |
HP | 刈谷市美術館ホームページ レオ・レオニフレンズ公式サイト |
授乳室・おむつ台・ベビーカー・車いす
授乳室 | 1か所:館内2F |
おむつ台 | 1か所:館内1F(多目的トイレ) |
ベビーカー・車いす | 館内1Fロビー |

チケット料金・ねずみ割引
一般 | 1100円 |
学生 | 800円 |
中学生以下 | 無料 |
ねずみグッズ持参・着用で100円引きになります。

ぜひ遊びに行ってみてね!
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